東京都心部上空を飛ぶ羽田の新飛行ルート
上の図が羽田新航路です。上の図が羽田新航路です(週刊東洋経済2018.12.8より)。着陸時に使います。着陸時に使います。新宿、渋谷などまさに東京のオフィスエリア、繁華街エリアの上です。高層ビルも多いですから誤って突っ込んで911みたいなことにならなければいいのですが。
また、騒音ですが飛行機が900m上空のとき図の帯内側で電車内の騒音と同じぐらいとのことです。当然、高度が低い場所であれば騒音は更に大きくなります。
この帯エリアで影響を受ける住民は100万人ぐらいになるらしいですが、昼間はその住民より都内のオフィスなどに集まってくる人のほうが多いことを考えると、被害を受けるのはその10倍近くになるかもしれません。
ほんと、影響が大きい迷惑な計画です。
一応、東京オリンピックへの協力用なのでオリンピック期間中は我慢してくださいと言っているようですが、おそらく、オリンピックが終わった後もインバウンドが増えているなどと言い訳を作り、オリンピック後も航路は恒常的に使われるようになる可能性があります。
官僚はそういうやり方が得意です。
横田空域
なお、この飛行ルートがちょっとだけ横田空域エリアを通っていたようでので、一部の管制を日本側で行えるように調整したようです。
横田空域にあたるというのは、最初からわかっているはずですが、航路開設の直前になってから米軍様と交渉するとは、度胸がいいというかドタバタもいいところです。(先のオリンピックでは代々木のキャンプを返してもらったのと同じ伝うまくいくと考えていた?)
ps
横田空域が返還されていればこんなもめそうな航路を設定する必要はなかったでしょう?!
本文とは 必ずしも関係ありません
同感です!人口密集地の真上を飛行機を飛ばすのはリスクが大きすぎます。
過去には逆噴射事件なども起こってるわけですし、国際線の場合には不慣れなパイロットが操縦することも多いわけですから。
コメントありがとうございます。(よければブログ所在地をお教えください。)
この計画の恐ろしい(?)ところは、昼間人口の密集地を総なめするということです。
新宿、渋谷、品川など。一つ越えればまた次、という感じ
こうしたところは高層ビルも多いです。
品川だと、ビルは高さ150mぐらいあり、高度450mで飛行するようですから、300mしか余裕がありません
ビルの上をその2個分の間をとって全幅65mぐらいのでかい旅客機(B777)が飛ぶ。なんとなく気持ち悪いです。