コンピューティング

WordPress稼働までのいくつかの課題-1



WordPressをインストールから設定、実際の運用を始めるまでに必要な課題を、ちょっとしたものも含め、解決法をまとめました。

なので、イントール手順の説明ではありません。また、インストール順に課題をリストしてわけでもありません。大きな課題も小さいものも順不同でリストしています。

インストール手順そのものはさくらインターネット(以降さくらと略します)のページ(よくできている)にあります。

解決済みの課題
  1. 2つのブログをそれぞれのドメイン名で使用したい。
    • 2つのディレクトリにそれぞれWordPressをインストールする必要があります。
    • 参照 独自ドメインでWordpressをインストールする – さくらのサポート情報 :

      (さくらでドメイン管理をしている場合なので非常に簡単です)
  2. WordPressのデザインを決める。ブログらしいシンプルなものにしたい。
    • まずは吟味せず目にとまったWordPress.orgのテーマを選んでいます。
  3. WordPressでMarkdown記法でコンテンツを書けるように
    • Jetpack by wordpress.com プラグインをインストールしてMarkdowns使用するよう設定
  4. メールで投稿する
    • Jetpack by wordpress.com プラグインの中で設定する。ただし、下書きには投稿できない。
  5. IFTTT からのWordPress へ連携
    • さくらの海外IPアドレスをフィルタする設定を解除、するとIFTTTのチャンネル登録ができます
      方法はつぎのもの

    IFTTTが海外サーバーのため、このフィルターでWordPressのxml-rpcにアクセスできなくなっていました。

  6. iPhoneでスマホ表示ができるように

    • 現在のテーマでなにもずともスマホ表示ができてました
  7. はてなブログライクな リンクのボックス表示
    • pz-linkcardプラグインをインストールします。markdown記述では
      [blogbox url="tatsuh.context.jp"]
      といった感じで書けばいいです。
  8. カテゴリーを決める
    • まずはこんなのにしました。これを管理画面のカテゴリーへ。英単語を書いておくとパーマリンクこの英単語が使われます
      https://tatsuh.contextjp/ライフ/2018・・・ー>https://tatsuh.contextjp/life/2018・・・
    • ライフ life
    • コンピューティング computing
    • (未分類 -> )分類なし no_categories
    • 音楽 Music
    • ボーっと生きて sleeped_until_now
    • 妄想気分 delusion
    • 書籍・雑誌 books
  9. atomエディタでwordpress原稿の作成
    • atomのmarkdownプレビュー(標準搭載パッケージ)で大体のプレビュー表示を見ながらmarkdownソース作成、それをwordpressの記事作成へコピー&ペースト。WordPressのプレビューでmarkdownプレビューで表示されない [blogbox ...]
      などの表示を確認します
  10. ブログをHTTPS化する。昨今、どのwebでもhttps化することが奨励されています。
    • 簡便・無料でhttps化するLet’s Encrypt(フリーソフト)をインストールします。(下記はさくらでの例で他のWebホスティングサービスではもっと難しいと思います。)
    • 参照
  11. Let’s Encryptをインストールしてもhttpのurlでアクセスできてしまう
    • httpからhttpsへレダイレクトする。(ボクの場合、もともと.htaccessファイルがあったので、そのファイルに下記のページのコードを.htaccessファイルへに追加しました。)

      の「暗号化(SSL)を有効としている場合、暗号化しているページへ誘導したい」の項
  12. wordpressのブログ表題を設定
    • 「Tatsuh’s ライフ」( 日々こもごも,妄想少々)とする
解決していないwordpress設定やその後の課題
  1. はてなブログのデータをWordPressへコピーしてデータ移行。urlの書き換えが必要か?
  2. カテゴリーごとに記事のヘッダー写真を決める。 写真にカテゴリー名が入るとベターなんですが。
  3. ssh ログイン
  4. サイトテーマの正式版へ変更 シンプルなものがいい
  5. atomエディタからwordpressへ直接アップ
  6. ブログページの表示を見やすいものへ
  7. 海外IPアドレスからの接続をホワイトリスト方式に変える
  8. ブログのロゴを作る
  9. カテゴリーの表示、上へ持ってくる
  10. 投稿用の写真を探す
  11. コメントを承認なしに受け付けるようにする
  12. パンくずをつける
  13. アマゾン専用のブログボックス
  14. WordPressの文字大きさを調整
  15. ブログ本文の文字サイズ変更
  16. WordPressの見出しをもっと目立つものに
  17. WordPressの表 上下センタリングする
  18. google analytics使用
  19. atomエディタからwordpress用markdownへ直接アップ
    ・pz-linkcard: URLパラメーターの指定が無効です→ https://tatsuh.context.jp/?p=167&preview=true のエラーを消す
  20. 表の縦方向表示を下からセンターにする
  21. IFTTTのサーバーだけフィルターをオフにする設定(ホワイトリストの作成)
  22. テーマの背景画像を変える
  23. atomのmarkdown表示を文字大きさなどブログと同様な表示ができるように。CSSを設定することでできるはず。
  24. Facebookへの連携
    Facebook pages へBlogエントリーを保存
コンピューティング

メディアマーカー落ちているもよう2018/7/10 17時

が落ちているようです。なにかのメンテの可能性もありますが。。

このサイトで読みたい本と読んだ本の書籍管理に加え、音楽(CD)、映像(DVD)、PC備品(エレクトロニクス)とかなり依存をしています。サーバーが落ちたらはもちろん、よもやデータがなくなってしまったら大変なことになります。

バックアップデータを取っておくべきでした・・。

無事復旧したときはバックアップデーターを定期的にダウンロードするようにします。

「なくなって、わかるサーバの、重要さ」(川柳にもなっておりません(^_^; )

ps
今(21時)は復活して動いています、よかった。
原因はまだアナウンスされていないようです。

コンピューティング

ボクがさくらインターネット+WordPressを選んだ理由

ボクがさくらインターネット+Wordpressを選んだ理由



前の記事の続きです。

はてなブログをやめる理由は上記の通りで、移動先は、その理由(不満点)とうらはらな関係で移動先を考えるということになります。

移動先の候補はいろいろあるのですが、結果として

さくらインターネット+WordPress(オープンソース版)
としました。

その選定はブログシステムおよびWebホスティングの2つにわけて検討しました。

ブログシステム

実際にブログを作成するシステムです。

はてなブログ無料版から移る先として下記のブログホスティングの候補があります。

  • はてなブログ有料版
    • はてなブログ無料版を強化。広告もなし。
  • Blooger
    • Googleのブログシステム。広告なし。多機能。
  • WordPress.com
    • WordPressのホスティングサービス。無料版は広告あり。有料版でもいくつかの機能制限がある
  • 自前Wordpress
    自分のサーバーにWordPressをインストールして使用する

はてなブログ有料版
先の記事に書いたように料金が高い、SSL化されてないなどのことから、とりあえずパス

blogger
無料にもかかわらず非常に高機能な優れたブログシステムだが、いかんせん日本では知名度が低く、Web、書籍とも情報が極めて少ない。

WordPress.com
WordPressそのものなのでデザイン変更など容易でなかなかよさそう。ただプラグインなどは高料金の契約でないと使えない。

自前Wordpress
Wordpressの利用としてはすべての機能が使える。ただし、Wordpressおよびそのサーバーの管理、保守が必要となり手がかかる。

結局、自由度が極めて高く、かつ、多くの技術情報がある自前Wordpressとしました。
管理、保守などに不安は残りますが、
– 個人利用であれば法人利用のような厳密なことをやらずともいいですし、
– ある程度、技術がわかっているからなんとかなるだろう

と踏みました。(ここでは技術に弱い人は気をつけた方がいいでしょう)

Webホスティングシステム

WordPressはWeb(とPHP, データベース)さえあれば動きます。そこでWebホスティングサービスを借りることにします。

多種多様なWebホスティングサービスがありますが、ボクはさくらインターネットのWebホスティングサービスを選びました。

もちろん他にもいろいろ同様なサービスがあるのですが、ドメイン管理をさくらでやっているので、なじみがあると同時に信頼感がある、というもっとも単純な理由でさくらを選びました。(なじんでいるかどうかは非常に大切です)

もちろん、他社と比較しても料金はほとんど同じですし、Wordpresの簡単インストールなど便利機能もあって、機能的にも遜色ありません。

また、WordPressだけでなく他のシステムやプログラミング言語を動かすなど自分の技術学習に使えるのもうれしいところです。

できる WordPress WordPress Ver. 4.x 対応 (できるシリーズ)
星野邦敏 , 相澤奏恵 , 漆原理乃 , 大胡由紀 , 清水由規 / インプレス (2017-08-04)
コンピューティング

ボクがはてなブログをやめる理由


はてなブログ(無料版)をやめて他のシステムへ移る理由は、はてなブログが遅いことに尽きます。

もちろん、何ごとにも長所、短所があるわけですから、はてなブログの長短所を順不同で整理してみます。

はてなブログの長所

  • ブログシステムがはてな管理で、なにかやる必要がない。ex. バージョンアップ自動的
  • テーマ変更が容易で用意されたさまざまなデザインを利用可
  • 記事作成が楽になる仕組み
  • 記事にリンク貼り付けに3つのパターン。
  • アマゾン、YouTubeなどの貼り付けが容易。
    • アマゾン貼り付けでは自動的にアフィリエイト設定
    • markdownが最初から用意
  • ブログを広める(宣伝の)仕組みがある
    • お題の設定、似たような話題をグループ化するなど、ブログコンテンツのコミュニティー化をはかっている
    • はてなブックマークへの書き込みが容易

    はてなブログの欠点

  • 各種パーツの表示スピードが遅い。特に下記。
    • 上部のユーザーメニュー
    • Twitterなどへのリンクボタン
    • バナー広告
    • 管理ページ
  • 細かい変更など自由度は低い
  • プロバージョンが高価(特に期間が短い契約)。
  • 最近、主流になりつつあるSSL(https)化がされていない

総合すると、はてなブログ(無料版、機能的には無料版とほとんど変わらないプロ版)は、

あまり高度な知識がなくとも必要とされる機能のあるブログを始め、長く使える。

ということでしょうか。

欠点は、なにより

スピードで、(おそらく)JavaScriptを用いて表示をしているところは耐えきれないほど遅い。

もしかすると、プロ版ではスピードが解決されているかもしれないのですが、上に書いた長所によるメリットを感じていないのに、料金が他社サービスと比較してけっこう高いのでは魅力がありません。

というところでしょうか?

ps
こうしてみると「はてなブログ」けっこういいですね。それぞれの機能は優れてはいないが、総合的にバランスがとれブログ作成を容易に作成できます。一般的にはかなりオススメできると思います。

はてなブログ Perfect GuideBook
JOE AOTO / ソーテック社(2016-07-22)